追憶の詩 -浮世抄華-


それをおちょくるのが面白いのか、沖田さんは頻繁に彼の部屋に来る。




「早く元気になってくださいよ、土方さん」




彼なりに土方さんを心配しているのかな…?




沖田さんも何だかんだ言って…。




「おちょくる人が居なくて、つまんないんですよ」




前言撤回。




沖田さんは早く完治した土方さんをいじりたいだけでした…。




「総司…っ!!!」




その後、土方さんは熱で苦しみ、完治したらしたで沖田さんにいじられていた。




こう考えると、1番の被害者は彼かもしれない…。






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