追憶の詩 -浮世抄華-


大丈夫じゃない…。




だって、番号が…。




「何故、1番なの!?」




そう、私が1番最初に行く事になったのだ。




順番は私→永倉さん→斎藤さん→平助君→沖田さん→原田さんになった。




「さて、肝試しのやり方を説明すっぞ」




やり方は簡単。




この薄暗い墓地の突き当たりにある棚から団扇を1枚持って来る。




ただし、行くのは1人ずつ、明かりは提灯のみ。







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