光へ
 案外メールはすぐに返ってきた。

▼ 解った。▲
     賢一





   〜①ヶ月後〜
 今年も終わろうとしている12月
賢と別れて1ヶ月経つ。

そして健一くんと付き合って1週間目。

平和で幸せな日々を送っていた。

仕事の関係で前よりは健一くんと会えなくなったが、

穏やかな学校生活で悩み事なんて1つも無いくらい。


あえて言うなら、まともに話し合う事なく
一方的に別れを切り出してしまった
賢への申し訳なさ。

でも今は健一くんの事だけを考えたいから
そんな思いも隅へ追いやる。





   〜冬休み・正月〜
 健一くんは出張の為
内地へ行ってしまった。

正月も内地で過ごすと言っていた。

寂しいけど少しの間、我慢すれば
また幸福がくる。
信じてその日を待つ



正月早々メールがきた。

紀利さんだ!!!


▼ カラオケ行かない?私の彼氏も紹介するよ!
カラオケ正月だから半額なんだってぇ☆▲



紀利さんも学校が変わり、彼氏もでき
充実した毎日を送っているらしい。
彼氏は23歳らしく
カラオケに入る時の保護者って事で来る。


今年は親戚の所へも行かず、暇してた事だし
速攻、準備して待ち合わせ場所である
近くのコンビニまで行った。


すでに紀利さん達ゎ来ていた。



理恵:『すみません!遅くなりましたぁ!』


紀利さん:『遅くないからぁ!うちらが早かったの♪
それより変わったねぇ☆』

私は服装や髪型が変わり
化粧も少しするようになっていた。

紀利さんだって前以上に綺麗になってる。


紀利さん:『この人が彼氏の礼二。
オッサンだけど話しやすい人だからぁ♪』


礼二さん:『オッサン言うな〜』

なんか2人が幸せそう。
(今度は健一くんも一緒に混ぜてもらおう♪)
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