光へ
職員室のバレー顧問のとこへ行った。



理恵:『あの〜部活辞めます!…』



先生:『えっ…!?ケガのせい?
もしかして〜部活内で何かあったかな?




いつも優しくはげましてくれる先生からの
何気ない言葉…


泣きそうだった。



理恵:『いえ…勉強に身が入らなくなってきて
親がうるさいんです!』



そんなはずゎない。
順位だって落ちてないけど。



先生:『そっかぁ〜残念だけど仕方ない事だよね』



理恵:『すみません…』



先生:『謝る事ぢゃないでしょ?
じゃあ気を付けて帰ってね』



理恵:『はい…失礼しました。』



たぶん先生ゎ自分の嘘に気付いただろう。それでも黙って聞いてくれた。






何故か部活を辞めた事で少し楽になった。

何か開放された様な感じだった。





職員室を出た。
すると



『相田さん!!!』


後ろから声がした。


振り向いてみると。


!!…



部活の先輩でもあり
2年生の中で1番恐れられてる人だった…


(タイミング悪かったなぁ…)



先輩[紀利さん]:『今日ゎ部活でるんだよねぇ?』



理恵:『いえ…で…でません…』



紀利さん:『はぁ?どうゆうつもり?』


かなりキレ口調。

(別に自分1人部活に行かなくても
問題ないはずなのに…)



理恵:『あの〜…部活辞めました。』



紀利さん:『は?!あっそぉ!』



理恵:『失礼します!!!』



お辞儀をして背を向けた。
とても早い心臓の音が全身に伝わる。



紀利さん:『相田さん…岩倉さん[海美]だろ?
あいつのせいだろ?』



予想外だった。
紀利さんに、そう言われるなんて。

驚いたが冷静を装ったつもり。





理恵:『違います!!』



とだけ言って走り去ってしまった。


(まずい〜あんな言い方したら
明日また呼び出される…
でも、なんで気付いてんだろ。。)
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