光へ
タバコをとっさににぎりしめた。
(熱い…。)

そぉっと振り返ると。



博と博の彼女だった。



劉樹:『まぢ焦らすなよな〜』



博:『2人で仲良くタバコ吸ってるからよ〜!
おまえ女来るぞ!理恵ちゃんだろうが怒られるだろ』


劉樹:『あっまぢで?サンキュな〜』


会話が終わると劉樹ゎ足早に去ってった。



博の彼女:『あれぇ?理恵ちゃんてタバコ吸うんだ〜
優等生のふりして、やる事やんね〜』


自分にとって苦手な女だった。



理恵:『吸ってないよ』


何を思ったかヤケドと灰まみれの手を見せた!!

本当にまだ吸っていない…
劉樹がつけたばかりのタバコを
貰っただけだったから。



博の彼女:『は?(笑)今ので焦って消してっし〜!!!ウケる〜』



普段、冷静にしてる自分もさすがに腹が立ち
何も言わず歩き出した。

何も言い返せない自分が悔しい。



博:『あまえ言い過ぎ。。
理恵ちゃんゴメンネ!!』



博は自分に対して大声で謝ってくれた。
なのに自分は反応さえせずに家路を急いだ。

(なんで自分がした事ぢゃないのに
すぐ謝れる…
謝る?…謝る…あやまる。。
謝られて気分悪いもんぢゃないか。
そうだ!海美に謝ってみよう!
でも、どうやって…。)
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