そんな君に恋をした。
「ねえ、優奈はさー」
「ん?」
「恋愛しないのー?」
「恋愛?どして?」
「や、あまり優奈から恋ばなとか聞かないなって」
「んー………
……………今は、美少女見てハアハアしてるのが楽しいかな★」
「………あ、そ…?」
優奈は、常にこんな感じだから、あたしも若干引いたりとか。
本人は隠してるつもりはないらしいんだけど、学校には、優奈の本性を知らずに近付く人がほとんど。
「で?ひよは?」
「え、なに」
「好きな人に決まってんじゃない☆」
「は、あ…?んー…居ないよ。探してるー」
「なるほど!おk、ばっちり協力するから!!」
「いや、だからいないんだって…」
「だからね、好きな人探すの手伝ったげる☆☆☆」
「…いや、遠慮しとくよ…」
嫌な予感しかしないからね。