高野先生の腕のなか



少し大人びた雑貨屋だった。


ふと、最近コップを割ってしまったことを思い出し、店内へと足を進める。


ガラス細工に、紅茶やアロマ。その他落ち着いた雑貨が綺麗に陳列されていた。大人びているという印象を受けたのはそのせいだ。


私はコップが並べられた棚を発見し、選定を始めた。



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