高野先生の腕のなか



「じゃあ、P101を開……」


チャイムの音。


「あぁ、終わってしまいました」


あからさまにびっくりした、という高野にみんなが笑う。頭をかきながら、高野は「じゃあ、今日はおしまい」と言った。



.
< 7 / 357 >

この作品をシェア

pagetop