†黒ウサギの仕事†
気がつくと朝になっていた。
カーテンを開けると綺麗な青空が見えた。
「おっはよー♪」
いきなり僕の部屋に入ってきたのは雷だった。
「おはよう。朝から元気だね」
「だって今日は久しぶりの依頼だもん!血が騒ぐよ~!」
雷はいつも以上に張り切っていた。
「昨日のじゃまだ物足りなかったの?」
「もっちろん!本当はもっとぐちゃぐちゃにしてやりたかったけど、何もなくなっちゃったんだもん!」
「雷は物凄い勢いで殺してたもんね」
「えへへ♪さぁ黒ウサギ!下へ降りて朝ゴハン食べよ!」
雷は僕の腕をグイっと掴み、階段をかけ降りた。