†黒ウサギの仕事†
そして学校に行く当日。
僕は制服に着替え、カバンの中に仕事用の服と武器を入れた。
そして目にカラーコンタクトを入れ準備をした。
「うん!2人ともマジな双子だな!制服も似合ってるぜ!」
リーダーは雷の制服のネクタイを直しながらそう言った。
「いいか?これからお前達に社会勉強として学校に通ってもらう」
僕と雷は頷いた。
「学校では依頼が入ってもすぐに行動するな。必ずばれない場所で着替えて行動しろ」
「はい。分かりました」
「それと、顔がばれないようにフードをちゃんと被れよ?カラーコンタクトも外す事。いいな?」
「はい」
「最後に、もし警察に話しかけられたり、捕まりそうになった時は……。殺せ…」
僕と雷は深く頷いた。
「よし!月也、琉也、行って来い!」
「行って来ます」
「行って来まーす!」
僕と雷の試練が始まった―――。