†黒ウサギの仕事†
教室に先生が入って来た。
「おい。皆何してる。さっさと席に着け~」
クラスの人間達は自分の席に着いた。
そして、2時限目の授業は静かに始まった。
やっぱり高校の授業は難しい。
入る前に勉強はしたがなかなか授業について行けない…
「月也…。ここ分かんない」
雷はニコッと笑いながら問題を聞いて来た。
「ここはこうして、こうすればできるよ」
「ありがとう!」
雷といれるなら何も怖くない。
そう思った。