期限付きの恋
「あぁ~、キスして~!!」

「うるさい!!」


私はホテッた顔を押さえながら、歩き出した。

春馬と付き合いだしてから・・・私の調子は狂いっぱなしだ。



文化祭が終わってから、あの女の子、『ミユキ』が春馬から、離れなくなった。


春馬がいくら無視しても、ミユキは子犬みたいに、まとわりつく。


「あんた、ちょっといいかげんにしなさいよ」


見かねた晴香が、ミユキに抗議した。

ミユキは知らん顔。(^.^)

頭に来た晴香<(`^´)>

「春馬の彼女は、冬子なんだから(>_<)」


「だから、何?」

「だから、まとわりつくなって、言ってんの!」

「私がどうしようと、あんたに関係ないでしょ」

チャイムの音がして、ミユキは教室に帰って行った。
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