期限付きの恋
・・・春馬とミユキが、濃厚なキスを交わしている…

その場から動けない私。

「冬子!!」

驚く春馬。

してやったりのミユキ。

ありえない・・・もう終わりだ。

私は教室を飛び出した。

ドン!!

私は誰かとぶつかった。

泣き顔の私を見て驚く斗真。

私を追いかけてきた春馬。

斗真の顔色が変わった。

斗真は立ち上がると、無言で春馬に近づいた。

ものすごい音を立てて、春馬が倒れこんだ。

「春馬に冬子はまかせておけない」


斗真は私を連れて、その場を去った。
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