期限付きの恋
~春馬side~

「今、なんて言った?」

教室の中で、ミユキと二人でしゃべっていた。

「だから、今ここでキスしてくれたら、春馬のこと諦めるって言ったの。してくれなかったら・・」

意味深な言い方をするミユキ。

「しなかったら?」

「春馬の大事な彼女がどうなっても知らないから…」

「何する気だよ?!」

オレはミユキに怒鳴った。

「・・・男友達に、悪さしてもらうから」(^.^)

いかれてんのか?コイツ…

「ふざけんな!冬子になんかしたら、絶対に許さねえからな」


「じゃあ・・・できるよね?」

一回のキスで、コイツが諦めるかなんて保証はないけど…

オレは言われるままに、ミユキにキスをした。

ガラッ!

教室のドアが開いた。
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