天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅧ
「名前はですね」
はにかみながら言うこはく。
「理事長と秋帆さんの親御さんが、素敵な名前を決めて下さったんです…男の子が『瑠璃(るり)』、女の子が『めのう』って…」
「『翡翠』と『こはく』の子が『瑠璃』と『めのう』か」
納得したように疾風が頷く。
「やっぱり剣術や武道を教えるのですか?」
タロタロをじゃれ付かせながら言う寧々。
「それは僕達が決める事じゃないですよ」
旦那と顔を見合わせながら苦笑いするこはく。
「両親の僕らが武道をしていたからって、これから生まれてくる子達にまでそれを強制する気はありません…望めば教えはしますけど…子供達にはやりたい事をやって伸ばしてあげたいなって思います…」
はにかみながら言うこはく。
「理事長と秋帆さんの親御さんが、素敵な名前を決めて下さったんです…男の子が『瑠璃(るり)』、女の子が『めのう』って…」
「『翡翠』と『こはく』の子が『瑠璃』と『めのう』か」
納得したように疾風が頷く。
「やっぱり剣術や武道を教えるのですか?」
タロタロをじゃれ付かせながら言う寧々。
「それは僕達が決める事じゃないですよ」
旦那と顔を見合わせながら苦笑いするこはく。
「両親の僕らが武道をしていたからって、これから生まれてくる子達にまでそれを強制する気はありません…望めば教えはしますけど…子供達にはやりたい事をやって伸ばしてあげたいなって思います…」