天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅧ
「ちょっとスペシャルバカ、何もこんな時にそんな話する事ないでしょ!」
口を尖らせる薊。
「そうだよぉ、子供が生まれてくるっていうハッピーな話してるのにさぁ」
撫子もブーイング。
「空気読めないです。これだからスペシャルバカ先輩は」
寧々の言葉に同意するようにタロタロも吠える。
しかし。
「いえ…」
そんな女性陣の言葉を遮ったのは、他ならぬこはくだった。
「こんな時だからこそ…僕は龍太郎さんが忘れずにその約束を覚えていてくれた事が嬉しいです…僕が身重だからと手心を加えようなんて考えているなら、この場で黄昏を抜いて斬り伏せている所です」
口を尖らせる薊。
「そうだよぉ、子供が生まれてくるっていうハッピーな話してるのにさぁ」
撫子もブーイング。
「空気読めないです。これだからスペシャルバカ先輩は」
寧々の言葉に同意するようにタロタロも吠える。
しかし。
「いえ…」
そんな女性陣の言葉を遮ったのは、他ならぬこはくだった。
「こんな時だからこそ…僕は龍太郎さんが忘れずにその約束を覚えていてくれた事が嬉しいです…僕が身重だからと手心を加えようなんて考えているなら、この場で黄昏を抜いて斬り伏せている所です」