天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅧ
やたら気難しい顔をしている集団は、小さい天才、吐血博士、疾風ら天神学園天才チーム。

ナントカ理論の話をしているが、そばに座っているパラレル女子にはチンプンカンプンだ。

それでも吐血博士に寄り添っていたい一心から、頭からショートの煙が上がるのも我慢している模様。

翌日知恵熱で学校を欠席したのはここだけの話。

寧々のタロタロと食いしん坊少女の柿ピーは、何やら仲良く尻尾を振りながらじゃれている。

狼と豆柴、遠い親戚同士気が合うのだろうか。

用務員と日本史教師は差し向かいで会話の真っ最中。

現役死神と元死神、どんな話をしているのか。

千の武器を操る魔物と悪魔君もまた、何やら悪い事考えている表情で会話中。

大方カルト教団に龍太郎を勧誘する方法でも相談しているのだろう。

くわばらくわばら。

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