天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅧ
どこからか、乱痴気騒ぎの花見には似つかわしくない三重奏の音色。

バイオリン三兄妹が、即興の演奏会を開いている。

ただ演奏ではつまらないので、無理矢理引き込まれた雪ん子が歌わされる羽目に。

恥ずかしがりつつも歌う雪ん子に、ほんわ~と萌える男子生徒達。

歌に乗って箱が踊り、お笑い幽霊がボケ、ヒャッハーがツッコミ、剣豪の旦那が三人まとめて斬る。

そんな光景を、こはくが手を叩いて笑い、収拾をつけようとした真面目なけしからん娘を薊がCMし、ますます収拾つかなくなっていく。

< 144 / 146 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop