天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅧ
ウエットティッシュで顔を拭きつつ、雛菊を見る疾風。
「何だ、藪から棒に」
「だってピンク色って…どう考えたって女の子が選びそうな趣味じゃあん」
ニヤニヤ笑う雛菊。
「え、なになに、疾風君のカノジョ?」
撫子が話題に食いつく。
「…別に付き合ってるなんて言った覚えはないけどな」
素知らぬ顔で箸をすすめる疾風。
「別に照れる必要はないと思うです」
タロタロを膝に抱いたまま、寧々が言う。
「そうだよぉ、カノジョにプレゼントしてもらうなんていいじゃん」
雛菊がニパッと笑った。
「何だ、藪から棒に」
「だってピンク色って…どう考えたって女の子が選びそうな趣味じゃあん」
ニヤニヤ笑う雛菊。
「え、なになに、疾風君のカノジョ?」
撫子が話題に食いつく。
「…別に付き合ってるなんて言った覚えはないけどな」
素知らぬ顔で箸をすすめる疾風。
「別に照れる必要はないと思うです」
タロタロを膝に抱いたまま、寧々が言う。
「そうだよぉ、カノジョにプレゼントしてもらうなんていいじゃん」
雛菊がニパッと笑った。