天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅧ
そのまま引き続き、溝出の右頬?に『筋肉』、左頬?に『皮膚』と書き込みつつ。

「あ、そうだ」

疾風はハタと思いつく。

「そうだじゃねぇよこの野郎ぅうぅ、こりゃあ骨だけの俺に対する嫌味かてめぇええぇ」

溝出の言い分など無視して。

「余興と言っちゃあ何だけど、面白いものを持ってきたんだ」

疾風は鞄の中からおかしな機材を取り出した。

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