天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅧ
で、30秒後。

「ヒャッヒハァアァアッ!」

500メートルほど先の桜の木に激突して、木端微塵に砕け散るヒャッハー。

「おお、腰掛けがもうあんな所にっ」

目を丸くする撫子。

「すごいですねぇ、タロタロ。身を削った曲芸です」

タロタロを撫でながら寧々が言う。

「なになに?アクセルフォーム?」

「いや、どっちかっつーとクロックアップだな」

雛菊と疾風が仮面ラ○ダーネタを口にするが、何人の読者が理解できるのやら。

< 31 / 146 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop