はらり、ひとひら。


スタイルのいい飛鳥が着ると上品にきまるなあ。どんな服でも着こなせちゃうんだなぁ…羨ましすぎる。


「何これスースーする…丈みじかっ、こんな可愛い服キャラじゃないって…」

「たまにはいいと思うよ。例えば秀君とのデートで、とか」

「ブッ」


露骨に動揺した飛鳥がおかしくて、かわいい。とりあえず写真。


「誰にも見せないでよ!?」

「はーい!」



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「はー楽しかった」

「満足満足」


帰りの電車。揺れが心地よくて眠気が襲う。


いっぱい服買っちゃった、お小遣い吹っ飛んじゃったけど…可愛いのいっぱい買えたしプラマイゼロでしょ。


「あー帰ったら最後の追い込みやんないと…」

「うわーっ今それ言う!?すっかり忘れてたのにぃ」
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