タイムカウンター

『はぁー…また遅くなったじゃねぇか』

ため息をつきながら家路に着いた俺は、賑やかな街には背を向けて近くにあるコンビニでいつものようにビールとつまみを買ってから家に帰った。


エレベーターを自室がある3階に下りてふと自分の部屋に目をやると、郵便ポストが閉まりきっていなかった。

『…何か頼んだっけ』

独り言を呟きながらポストから郵便物を取り出して部屋に入った。

そしてコンビニで買った物と一緒に部屋の片隅に置いてから俺は風呂に向かった。




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