タイムカウンター
『悪戯、にしては手がこんでるよな…?』
そうぼんやり考え始めた時、頭を過ぎったのは朝見たニュース。
『…心当たりのない荷物が届くんだっけ?』
これがその事件に関係がある荷物なのか…?
『まさかな、そんな訳無いよな』
また箱にタイマーを返してビールを飲み干して寝転がった。
地図の場所はそう遠くはない。
何より明日は休みなんだよな。
『…とりあえず寝るか』
考えるのに疲れた俺は電気を消して瞼を閉じた。