ほっと一息する時に【短編集】


「俺男だから。可愛さなんていらない」




俺はそういう事を言ってんじゃねーよ!!



現在、近くのたこ焼きを買い食いしている俺達二人。…殆ど無言。


周囲から見れば十分に変だろうな…




「おい、食べねーの?冷めるぞ」




見ると俺のたこ焼き残り個数1に対して奴はまだ1つも食べていなかった。




「うるせー」



「え?何お前、猫舌?」



「悪いかよ」




ちょっと奴が照れたようにそっぽを向く姿が何だかおかしくて笑ってしまった。
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