ほっと一息する時に【短編集】


「笑うな」




睨まれた。
だけど全然怖くない。




「お前、もう少しそうやってクラスで居れば良いのに」



「意味分かんねー」




そう言うと奴はたこ焼きを少しずつ食べ始めた。


食べ終えた俺は奴の食べっぷりを観察していたのだが、見るなと一喝されてしまったので空を見ながら考える事にした。





明日も一緒に帰るかな…
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