ほっと一息する時に【短編集】


「インターホン鳴らしても出ないし…鍵開いてたからつい。」




「え…でも…俺、一応これでも男ですよ?」




不用心すぎる。




「うん、知ってるよ。」




弥生さんが目を細めた。彼女の一々の仕草にドキドキする。




「告白の返事しようと思って。」
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