ほっと一息する時に【短編集】


翌日。




「お、お前ツヤツヤじゃねーか。」




同僚が声をかけてきた。




「なんだ…デートで落ち込んでたくせに……ちゃっかりしやがって。」




俺は苦笑い。




「まぁ……良かったな。おめでとう。」




俺は軽くお辞儀した。



これで俺は晴れて脱『童貞』だ。
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