ほっと一息する時に【短編集】
怪力男の人生


俺は怪力男だ。


突然頭がおかしくなったのかって?


いや、そうじゃない。
聞いてくれ。



俺が小学4年の頃。


初恋をした。




「ミカちゃん、好きだ。」


「私もスキ。」




晴れて両想いになった俺達。
しかし事件はその翌日に起きた。




「ミカちゃーん!」


「…う……剛、君……」




抱き締めたら、彼女は骨折。
次の日別れを告げられた。
< 84 / 124 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop