ほっと一息する時に【短編集】
「剛ー今日付き合って。」
「また振られたのかよ…」
そう、俺が社会人になっても何故か付き合いは続いていた。
付き合いって言っても酒飲み仲間。
それでもお互い気心知れる仲だ。
散々悩んだ怪力も法子のおかげで制限出来るすべを覚えた。
今は隠しながら生活している。
「けんじぃー」
法子は男運が悪い。
悪い男に捕まって騙され俺に愚痴る。コレの繰り返し。
…人の気持ちも知らないで勘弁して欲しいものだ。