Devil*kiss(仮)
5分‥‥‥10分。
(高城くんから来ない‥)
メールが来ないと気になってしまう。
携帯電話を見ないように枕の下に隠して勉強しようと思うのだが、どうしても気になる。
「もー!! 落ち着け、自分!!」
そう叫んだのとほぼ同時だった。
《~♪~♪~♪》
高城くんからメールが来たのだ。
憂は急いで枕を退かして、携帯電話を開いた。
【榊原さんの事、憂って呼んでいい?】
この時、憂は高城くんはどんだけフレンドリーなのかとか欧米かとか思った。
(え‥許可するべきよね? ‥だって友達だもね)