幼馴染だから。



「な…なんでいるの?」

「そんなことより、お前熱あんじゃねぇの?」




そこにいたのは…









裕也だった――


「なんで…?」

「なんで…って言われても、お前が昨日、話の途中でにげたし。」



だからって今来ないでよ…
だれのせいだと思ってんのよ…


「…おい、お前熱あんじゃねーかって聞いてんのに」

「な、ないよ!」


…っていうか!
私、今裕也に抱きしめられてる状態じゃん///!


「もう大丈夫だから!はなしてよ///!!」

「え…あ、わりぃ。」

裕也は私を優しくベッドに寝かせた


あーびっくりした///!
心臓に悪いしっ

…ってあれ?
裕也の顔がこころなしか赤いような…?

きっ、気のせいだろう!!


「…っていうかさぁ、お前きの「あぁ!もうこんな時間!!急がなきゃ!ほらっ裕也も早く行きなよっ!ねっ」


聞かれたくなかったので無理やり話をさえぎった


「おいって。人の話を聞けよ!…っていうかお前熱あんだろ」

「私は大丈夫!ほらっ、遅刻しちゃうよ!!」


やばいやばい!
裕也ちょっと怒ってるし!
とりえず、今はごまかさなきゃ!!

「と…とりあえず!ねっ」

「…ッ、桜!!」

――ビクッ――

いつも穏やかな声で喋る祐也がいきなり怒鳴ったのでびっくりしてしまった…


「お前さぁ、昨日から何で俺の事さけてんの?俺なんかした…?」

「い…いや、何にもしてないよ…。」


まぁ実際、私が勝手に怒ってるだけだしね…


―――すると…












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