甘い満月~Sweet Full Moon~
Your smile
「おはよう!」
芯くんの笑顔。昨日会った時よりもすごく親近感が湧く。
私も自然と笑顔になる。
「おはよう!」
「いこっか?」と言って芯くんが手を差し出す。
テレながらも素直にその手を握る私。
我ながら初々しいなぁ・・と心の中で呟く。
水族館までは電車で約30分。私達の乗り込んだ車両は少し混んでいて席が無かった。
次の駅で降りた人がいて、すかさず芯くんは私を座らせてくれて、私の目の前に立った。
普通の事なんだけど、なんだかすごく新鮮で嬉しい。
昨日の私よりも口数が少ない私に気づいたのか、
「もしかしてリカちゃん緊張してるでしょ?」
と、からかう様な笑顔で私のほっぺをツンツンしてくる。
「してないし!」
としか、言い返せない私。
普通、先に好きだった方がもっと緊張するんじゃないの??
普通そうだよね?
と自分に問いかけてみる。
芯くんを見上げると相変わらずの笑顔。
芯くんの笑顔。昨日会った時よりもすごく親近感が湧く。
私も自然と笑顔になる。
「おはよう!」
「いこっか?」と言って芯くんが手を差し出す。
テレながらも素直にその手を握る私。
我ながら初々しいなぁ・・と心の中で呟く。
水族館までは電車で約30分。私達の乗り込んだ車両は少し混んでいて席が無かった。
次の駅で降りた人がいて、すかさず芯くんは私を座らせてくれて、私の目の前に立った。
普通の事なんだけど、なんだかすごく新鮮で嬉しい。
昨日の私よりも口数が少ない私に気づいたのか、
「もしかしてリカちゃん緊張してるでしょ?」
と、からかう様な笑顔で私のほっぺをツンツンしてくる。
「してないし!」
としか、言い返せない私。
普通、先に好きだった方がもっと緊張するんじゃないの??
普通そうだよね?
と自分に問いかけてみる。
芯くんを見上げると相変わらずの笑顔。