甘い満月~Sweet Full Moon~
「落とされた・・・のかなぁ?」

「へ?」

「芯くんと付き合う事になるかも。芯くん、思ってたよりも真剣だし、
一緒にいて楽しかった。」

「マジか~とうとう姉ちゃんにも春がきたね~俺嬉しいよ!ま、恋愛の事なら
俺のが経験豊富って事で、いつでも相談のるからさぁ!」

「ふふ、そうだね。あんたの方が恋愛上級者だね。」

「とにかく、あんまり色々言いふらすのだけはやめてよね!南も美咲ちゃんも
もう知ってたし、明日学校で南から質問攻めだろうなぁ~」

「あ、わりぃ。ま、いいじゃん、どうせすぐ二人とも知るんだし! ま、俺は明日
芯に質問攻めすっけどね~」

「変な事きかなくていいからね!もう、姉ちゃん寝るからあんたもさっさと寝な!朝練でしょ?」

「確かに!姉ちゃん帰るの待ってたらこんな時間だよ!おやすみ~」

「おやすみ」

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