甘い満月~Sweet Full Moon~
でも、屋上はいつ来ても気持ちが良い。

私は久々に屋上にねっころがった。

と、その瞬間、バタンっという大きな音を立てて勢いよく、
屋上の扉が開いた。

芯くんだった。

「どうしたの?」

びっくりした私は、上半身だけ起こした。

「さっき岡田先輩にたまたま会って、お前の彼女屋上にいるよって教えてくれたんだ」

「そうなんだぁ。。」

岡田もいいとこあんじゃん。

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