甘い満月~Sweet Full Moon~
やはり、沈黙を破ったのは芯くん。

「リカちゃん、ちょっとゲームしない?」

「なんのゲーム?」

「心理当てゲーム」

「???何それ?」

「いいから目瞑って!」

ドキドキしている。

戸惑いながらも、言われた通りに目を瞑る私。

「今俺が考えている事を当ててください。」

「え・・・っと・・・なんだろう・・・」

リカちゃん好きだよ!とか、そうゆう事?だとしても、決して私の口からは

言えない。 だって、外れてたら恥ずかしいし。

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