甘い満月~Sweet Full Moon~
「うわ~そんなに笑うか普通??俺は超真剣なのにぃ~」

ぷぅっと口を膨らませていた芯くんも、可笑しくなったのか、笑い出した。

二人で笑っていると、急に私の口に触れたものが。

芯くんの柔らかい唇。

一瞬の出来事。

芯くんはすぐに唇を離し、

目を背けたまま、

「今のが罰ゲーム!」

と言った。
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