甘い満月~Sweet Full Moon~
こんなにも、私の気持ちは芯くんで埋め尽くされているのに、私の心は満足感を得られないままだ。

私は、決して惚れやすい方ではない。

正直、すぐに男の子を好きになれる子が、うらやましかった事もあるくらいだ。

だから、こんな自分に、こんなにも短い間に一人の男の子に夢中になっている自分に、驚いている。

やっぱ運命・・・・なのかなぁ。

「先生・・・ちょっと気分が悪いので保健室行っても良いですか?」

「神奈~お前またさぼりじゃないだろう・・・・なぁ?ってお前、大丈夫か? なんか
顔色悪いな。 保健室行って休め。 誰か付き添いいるか?」

「あ、大丈夫です、一人でいけます。」

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