心から好きと言って
『結衣 結衣 結,,,』

朝だぁー

『やっと起きた、学校遅刻しちゃうよ』

『へっ』

びっくりして思わず変な声がでた

『北島高校よ』

『もう8時だよー』

一回からおばあちゃんの声ご聞こえた

よくこんな広い家でこんなにも声が通るのか(笑)
改めておばあちゃんの声のデカさを実感する

『そこに新しい制服とカバンおいといたからね、早く下降りてきなさいよ』

嘘でしょうー
準備が良すぎる

とにかく最初から遅刻はマズイと思い急いで着替えてカバンを持って一階におりた

『結衣ちゃんもう8時過ぎたよ』

おばあちゃんが言った

『ヤバー』

アタシはパンを加えて急いで玄関を出た

『わぁっ』

家を出た瞬間誰かにぶつかった

『大丈夫?』

『うん,,,イッタッ』

ひじをド派手に,すりむいてた

痛そうにひじを見てるとぶつかった子がしゃがんでアタシを見てきた

『北島高?』

『あっうん』

アタシはあわてて返事をした

『北島の制服来てるけど顔見た事ないや』

『あっ,今日から北島高に通う高2の荒木結衣です』

『そうなんだ』

この人クールだなぁ

『走るよ』

『えっ』


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