公認カップル。~クールBOY&ピュアGIRL~
「待って!」


と叫ぶように、先輩の胸を手で押して、制した。



でも、先輩は私をその場にあったクッションの上に押し倒す。



ようやく、唇を離されたので,私は叫んだ。



「止めて!」


「結衣は俺のコトスキなんだろ?」



先輩は私の上に乗り掛かり、感情的な声で詰った。



「・・・」
スキーーー・・・


誰よりもスキーーー・・・


杉枝先輩の居ない毎日なんてその時は考えられなかった。


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