公認カップル。~クールBOY&ピュアGIRL~
彼の視線は私に何か言いたげだったけど。



何も言わず、踵を返した。



私に向けられた樹也の背中。



その背中が全ての終を告げていた。



「・・・」



私は樹也に必死にすがりつきたいけど…

そこまで、踏み込む勇気は出なかった。


先輩との恋で…傷つき、もう恋なんてしないって思ったけど。

私は再び、樹也に恋をした。


そして、また、失恋してしまった。
















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