公認カップル。~クールBOY&ピュアGIRL~
俺にはないその温かさが羨ましかった。



冷たい、無機質な俺のウチとは大違い。


俺はクールな男に見られてるけど…


それはきっと、


感情が乏しいからだ。


俺の親父もお袋も、


俺に何も教えてくれなかった。


二人にとって、俺は自分の思うままに動けばいいロボット。

俺は結衣をスキになって、自分の中に眠る熱い感情に気づいた。







結衣の豊かな表情に俺は憧れている。


結衣…俺にもっとーーー・・・



お前の持ってるモノを分けて欲しい。






< 191 / 203 >

この作品をシェア

pagetop