公認カップル。~クールBOY&ピュアGIRL~
「…俺が女嫌いって知ってんだろ?」



「噂では…知ってるけど…」
りりなは涙を堪えながら、必死に箕浦君に返した。


「可愛い子なら多少は憶えてるけど…お前の顔はあまり印象にない…俺にとってお前はその程度の存在ってコトだ…」


箕浦君に冷たい言葉に、
りりなは瞳に堪えていた涙を零した。



バッシーン!!!



気が付けば、私は箕浦君に頬を平手打ちしていた。



互いに視線を合わせた。





< 4 / 203 >

この作品をシェア

pagetop