公認カップル。~クールBOY&ピュアGIRL~
「噂通り…サイテーだね~アイツ」



私は駅前のカフェで、りりなの失恋のケーキのヤケ食いに付き合った。



「そうだね」



相槌を打ちながら、心のどこかでは箕浦君の言葉が引っかかった。



冷静に考えてみると…彼の最後の言葉は理に適っていた。



私たちが呼び出し、彼に告白、フラれてりりなが号泣。それにキレた私は彼を叩いた。



彼をその場では悪者扱いしたけど…


箕浦君は何一つ、悪いコトをしてない・・・









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