公認カップル。~クールBOY&ピュアGIRL~
樹也は前髪を弄り、ソワソワしながら呟く。
頬はほんのりと紅潮していた。


「いいけど///」



樹也のお願いに私はテレながらも右手を差し出す。



「・・・」


樹也は私は手を繋いだ。


お父さんと同じで温かくて大きな手。



「…お前と並んで歩くの結構大変だった…」


「・・・」


「この方がはぐれなくていい・・・」


樹也は途切れ途切れ言葉を紡ぐ。


頬は紅潮したまま、目線も合わせない。








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