もっと大切にする~再会のキスは突然に~
「知ってる。でも、あん時泣くからさ、自信なかったし。…でも、違ったんだな。高木、お前の友達と付き合ってるんだろ?」
…はい?何の話でしょう?
河合クンのいうあん時がいつのことか思い出す前にまたも登場する意外な人物の名前。
高木先生が私の友達と?
…ってゆきちゃん?ゆきちゃんは友達っていうのとはちょっと違うような気もするけど。
頭の中をいろんな友達が回りだすけど、高木先生と関係ありそうな子は思い浮かばなくて。
そんな私を無視して、河合クンは続ける。