もっと大切にする~再会のキスは突然に~
いったいどうしたっていうの?
別れてからだって河合クンには何人か彼女がいたって風の噂では聞いたことがあったし、今でも私を好きだなんてあり得ない。
だって私も河合クンに再会するまでは思い出すこともなかったはず。
地方の病院に来てみたら昔の女がいて、簡単に性欲処理機になると思ったとか?でも、河合クンのあの真剣な目はそんな邪な気持ちが働いてないのは知っていて。
私は混乱のまま布団に包まり悶々としたなかで、明け方眠りについた。