もっと大切にする～再会のキスは突然に～

「んっ、河合クン…も、だめぇ。」
「あおい…じゃ、言って」

その言葉に、あの頃繰り返されたその行為を思い出す。

河合クンが与えてくれる快感を求めて心と体でねだる…。

じゃないと、河合クンはその指を、唇を、腰の動きを早めてはくれなくて、快感に翻弄された私はいつも全身で彼を求めていた。



「お、ねが、い…。んふぅ…、もっと、して…」
そういって手を伸ばし、河合クンの濡れた唇を求める。


熱い舌を絡ませながら、次第に早くなるその指は、私の中を知り尽くしたように蠢く。