もっと大切にする~再会のキスは突然に~

じゃ、私と別れてすぐから…?
ずっと今まで?二人は付き合ってた…の?
それって、私が、邪魔者だった…?

私がいなくなってすぐにふたりは付き合いだして、今も、彼氏の赴任先に会いに来るくらいのことふたりにとってはアタリマエで…。


また、ズキンズキンと痺れる胸の痛みと共に、頭がぐるぐるし出す。

なぁんだ…結局性欲処理機だったわけだ、自嘲気味に呟くと余計にむなしくなるけど。

もしかしたら、麗奈さんのあの絹のような白い肌と比べられたかもしれないことに心臓が悲鳴を上げるけど。


体中に触れた、指に、舌に、唇に吐きそうになるけれど…。

< 91 / 148 >

この作品をシェア

pagetop