地味美少女の過去と秘密




隣を見ると…旭が。



「…なんでココにあんたがいんのよ。てか私のバックは!?」



「バックは天井側の荷物置きんとこ置いた。
後ろの方の席が残り4人分しか席が空いてなくて龍毅5人でじゃんけんして俺が負けた。
だから余ってたココに来た。」



じゃんけんで負けたなんて…結構子供っぽいことするんだ。



「あっそ。」



私は再び目をつむった。



寝ようって思ったけど…寝れない。



さっきの夢思いだしてしまって眠りにつけなかった。



「寝るんじゃねぇの?」



「関係ないじゃん。」



「てかお前、何聴いてんの?」



彼は私がつけてる片耳のイヤホンを取り自分の耳に付けた。







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